.医学的見解　～タイ古式マッサージの効果・効能～

タイ古式マッサージのルーツは約2500年前，ブッダの時代にまで遡り，現在ではタイ王国の伝統医学として定着し，予防医学や代替医療としての実績を持つ東洋医学です．
　マッサージとして筋肉の緊張を緩和する，いわゆるコリをほぐすだけではなく，全身の血行を促進させることで隅々の細胞にまで血液と酸素を行き渡らせ，本来人間が持つ自然治癒力を高め，健康的な肉体と精神を取り戻す施術です．
　近年ではその予防医学的観点が特に注目されており，西洋医学では解明できなかった症状に対する治療として用いられることもあります．
　実際の施術は，指圧・マッサージ・ストレッチなどの手法を組み合わせて行います．足への刺激を中心に全身の緊張した筋肉を緩和させ，歪んだ背骨を矯正し，身体バランスを調整することで、脊椎を正常な形状へと戻し，各臓器の機能を改善します．また，自律神経の働きが改善されることにより，内蔵の働きが促進され，免疫力の向上，ホルモンバランスのコントロールといった効果が期待できます．
　身体の疲れやコリといった症状の緩和にとどまらず，ストレス解消といった精神的作用をもたらすこともタイ古式マッサージの特徴のひとつです．現代のようなストレス社会においては，様々な疾患がストレスにより引き起こされていることが判明していますので，通常のマッサージとは異なる精神面での効果は特筆すべきポイントと考えます．タイの保健省も多くの疾患に対するタイ古式マッサージの効能を掲げていることからも，この施術が美容のみならず医学とも密接に関係していることがわかります．
　正しい知識と正確な技術が必要とされる施術ですので，カリスが提供する安全なインストラクター養成プログラムをお勧め致します．

タイ古式マッサージが効果的な疾患・症状
・ 全身の症状→頭痛，体力増強，老化防止，全身倦怠感など
・ 循環器系→低血圧，貧血，血行障害，冷え性など
・ 消化器系→慢性胃炎，便秘，下痢，食欲不振など
・ 免疫系→風邪等感染症の予防，ぜんそく，各種アレルギーなど
・ 婦人科系→生理不順・不妊症・月経困難症ぜんそく・アレルギーなど
・ 整形外科，ペインクリニック系→筋肉痛，腰痛，肩こり，頚部痛，背部痛，膝痛，足のツリや痺れ，眼精疲労，リウマチなど
・ 精神系→ストレス，不眠症，ヒステリー，不安神経症など
・ 美容系→肥満，腹部膨満，手足のむくみ，肌荒れ，肌の老化（小じわ）など